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萌えとか語りとか
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この故郷へマのつく舵をとれ!は、果たして本当に略が故郷マでいいのかちょっと自信がないのですが、今までの例のとおりということで。
感想その2です。
今回はいつも以上に思いつくままに感想を書いているので、さっぱり取り留めがありません。
とにかく、次男夢が本命サイトなのに次男についてまったく触れていないので後編はその辺りを。



え、次男、帰ってくるんですか?
いや、裏切りを演じていた理由は判ったし、一応目的も果たせている「らしい」ので問題ないんですが、なんというか……。
ドサクサに紛れやがってこの野郎(笑)

だってあれだけ大騒ぎして、有利を泣かせて傷つけてつらい思いをさせたのに、おま、たったあれだけでもう帰ってくるって……。
つーかその目的は本当に果たせているのか!?
しかし……頑張って裏切り者を演じ続けていたのに、そんなことが理由だったら説明したっていいだろー!?
正直者で顔に出る有利やヴォルフはともかく、グウェンとか諜報はお手の物なヨザックにくらいはさー(ブーブー)

と思ったので、コンラッドのあれはブラフなんじゃなかろうかと疑っとります。
全部が嘘なんじゃなくて、撒きに行った種の種類。
祖父も父も平和を望んでいたなんて優しい話じゃなくて(いやコンラッドは命賭けだけど)、アーダルベルトから聞いた大シマロンの内情と、そのとき有利が考えた「どんな種を撒きに行ったんだ?」の疑問のほうが正解というか実情に近いというか。
大体アーダルベルトの話では、現実にコンラッドが現れるまでほとんどろくに存在していなかった旧王家派が繋がり始めたとか、大シマロンでは密かに政治図が変わりつつあるらしいし。
大シマロン内部を分裂させるために、コンラッドが廃王家の名前を使うとなれば、有利もヴォルフもグウェンもいい顔をしないのは目に見えてるし。
超長期的に見れば、最後に言った話のほうが有利の平和主義に即しているので納得なんですが、そうするとやっぱりヨザックにまで秘密にしていたっていうのがなあ……。ヨザックなら事実を知っていても、殺気を込めた演技ができそうなのに。
それとも、それ以外の理由が他にあった、か。
その辺りが次巻で出てくるのか、有利の期待に反して理由だけを告げてまた大シマロンへ行ってしまうのか、新刊待ちで。
しかしここで帰らないと、またタイミングを測るのが大変そう。喬林先生的に(笑)

で、サラレギーとイェルシーとアラゾンの神族たち。
ああ、あの有利が見た、墳墓に走るアラゾンの過去の光景はイェルシーじゃなくてサラレギーを助けようとしてたんだ!
墳墓の力に侵食されていないサラを守ろうとしたんじゃなくて、その力に助けられたサラレギーを取り返されないよう、遠ざけたのか。なるほど……。
それにしても……我が子の命と引き替えとはいえ、少しずつ緩慢に腐って死んでいくって……聞いてるだけでも身震いがしそう……。
母親の真意を知って、サラレギーの中の冷たい何かが消えることは無理でも、癒えてくれたらと願うばかりです。せめてね、兄弟仲良くできたらいいなあ……捻くれ者同士だけど。
生まれたてのサラレギーが息を吹き返した理由が、本当に超常的な力だったのか、アラゾンの力だったのか、あるいは祈り駆けて行く最中の衝撃がたまたま幸を奏したみたいなものなのか、理由は判りませんが、まあ、この辺りは謎のままでも問題ないか。
……何かの伏線の可能性はありますけど。

何しろ、地下道を歩いていた有利が遭遇した謎の動物の集団(幻かも?)とか、断続的に続いていた地震のこととか、その辺りのことがさっぱりなんですものー!
箱の力じゃなくて、なんらかの不思議なことが起こってもおかしくなかった場所、という理由付けなのかもしれませんが……今後に関わってこないとも限らず、うーむ謎。
しかしまさかこの1巻で一気にジェイソンとフレディーの救出までできるとは驚きでした。
聖砂国の奴隷の状況についてまで、希望的観測とはいえ一応の前進まで見せるとはお見事すぎて平伏するしかありません。
まさに強運も実力のうちです、有利。

他にも一言もしゃべらなかったのにエラい扱いだったギュンギュンとか、部下の前にとんでも姿を晒しちゃった長男とか、すっごい楽しかったのですが、長くなったので感想はこの辺りで。

しかし……そういえばマキシーンもあのまま放置で、今頃地球にいる勝利たちも放置か……(笑)
次回が聖砂国編からそのままの続きか、それとも一旦飛んでまた地球からスタートか判りませんが、アニシナに国政を任せて飛び出したグウェンダル……。後悔するような事態になってなけりゃいいんですが(笑)
あ、もしかしてあとがきにあった緊急事態からスタートって、毒女に牛耳られた血盟城のことでは!?(んなわけはない)
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