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萌えとか語りとか
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な、なんというか……うん、この展開にはさすがに驚いた今回の話。
前回、前々回の感想は駆け足だったんで、オレンジことジェレミア卿のこととか、他にも色々とうっかり書き忘れてしまっていたんですが、今週も波乱の回でした。
え~?もうすぐ終わりなんじゃないんですか?
第二期も製作決定しているそうですが、なんだか救いのないところで第一期が終わりそう……。
ルルーシュがハッピーエンドを迎えるとは思ってなかったんですが……な今週のネタバレ感想です。
なんだかすごく長くなりました。一話分の感想なのに~。



血染めのユフィって、てっきりユフィが暗殺されるものだとばっかり思ってました。甘かったorz
そうか、ユフィの手を汚させるほうだったのか……。

前回の疑問だったシュナイゼルお兄様の構想は、どうやらゼロと黒の騎士団を始めとするテロリストの無力化が目的だったわけなんですね。
形だけでも自治権が認められている場所があるのに、そっちに参加せずに一般人をも巻き込むようなテロを繰り返しているようでは、民衆の支持を得られるはずもなく、テロ組織は瓦解すると。
ユフィが認められたと喜んだ平和的思想とは大きくかけ離れているわけなんですが、どちらにしてもユフィのすることを反対せず後押ししてもらえたのだから、骨抜きの形だけの行政特区になるか、本当にユフィの理想を叶える形を作れるかは、彼女の手腕とその周囲の協力に掛かっていたわけで。
こうなると、行政特区が忌々しいのはゼロだけでしかない。
コーネリアも個人的には嫌だったようですが、総督としての判断はまた別だったようですし。

でも政治トップやユフィのような理想家の思惑と、一般人の感情は別なんですよねえ……。
先週の時点で、ユフィの宣言を聞いた学生は不審を抱いていましたし、今週も街中でイレブンを殴りつけて特区を罵倒する貴族もいました。
特にああいったタイプの貴族なんかは、同じブリタニア人でも平民などは見下してそうですし、まして占領国の国民なんて国民とすら見ていない。
この辺りの反感描写は後半のための布石だったんですね……。

後半、行政特区記念式典にゼロとしてガウェインと共に現れたルルーシュはユーフェミアと二人きりで話をすることに。
ゼロが直接ユフィを殺しては、ゼロ及び黒の騎士団が単なる悪役、平和の敵でしかなくなるので、てっきりルルーシュは上で出てきたような、この「日本人とブリタニア人は平等です」の発言にいかにも反対しそうな、それらしい貴族を操ってユフィを殺させるのかと思ってたんですが……。
ユフィを操って自分を撃たせるつもりだったんだ。
あー、確かにその方がより効果的はありますけどね。
ユフィが平和の殉教者となるより、騙まし討ちした汚い王族になれば、日本人及び他の占領国の国民はブリタニア王室からの約束を信じなくなるし。

でもギアスを発動させる前に、というか貴族を追い払ったときから調子の悪かったギアスが上手く使えなかったわけですが、ユフィのこの発案は「ナナリーのため」という話を聞いて、やっぱりその作戦も中止ということに。
修羅の道を行くと言ってたのにヌルイのはまあ……今までもシャーリー、スザク、ユフィと手に掛けられなかった時点で判っていましたが。
でもルルーシュの目的はあくまで「ナナリーが安全に暮らしていける場所を作ること」であって、他の騎士団メンバーのように「日本の解放のため」ではないので、ここでルルーシュが宗旨替えしてもおかしくはないんですよね。
ルルーシュは血を流すことも厭わないのであって、血を流したくて戦ってたわけではないので。それだって随分自分勝手な論理ですが、自分勝手なだけに、自分勝手な理由で道を変えても、ルルーシュらしいか……と。

しかしユフィと和解、行政特区を生かす形で協力すると言っていたところで、ギアスの解説を始めちゃったルルーシュ。
……迂闊すぎるよorz
いくらユフィと手を組むと決めたからって、必殺の武器であり、ついでに言うと今までの罪の告白ともなるギアスのことをぺらぺらと喋らないように!!
それをいうと、ユフィが皇位継承権を放棄したのも少々早計だったんではと思いますけどね。特区構想はユフィの理想通りにしていくにはまだまだ困難があるし、守りたいものを守るために権力って使えるし……まあこの件は、ルルーシュを説得することに役立ったので結果オーライだったわけですが、ルルーシュのほうは結果最悪。
調子が悪かったギアスは、どうやらマオと同じようにギアスの力を自分で押さえきれずに暴走を始めたせいだったようで……マオの話はここに繋がってたのか……C.Cとルルの関係改善のためだけなんて、なんて役回りと思っていたら!orz
「たとえば日本人を殺せと命令したら、君は逆らえない」なんて例を使ったせいで、虐殺が始まるなんて……。
こんな例を出したのはルルーシュが「ユフィに自分を撃たせる」という案の他に、「誰でもいいから日本人を一人殺させる」なんていうのも考えていて、それは結局却下したんじゃないかと邪推しているんですが、どっちにしても冗談で「殺せ」系統の例なんて出すもんじゃないでしょうに(泣)
ユフィが即座にギアスに支配されず、殺戮意識に逆らったのがまたキツイ…。
その上、完全に支配されたあとはあっさりと「そうね、日本人は殺さなくちゃ」だもんなあ……完全なる支配って本当に怖い……。

ギアスに支配されたユフィの虐殺命令に、ブリタニア軍人があっさりと従ったことも一層問題の根深さを現しているような気がします。
軍人は上官に絶対服従とかではなく(それもあるけど)、結局占領国の国民を同じ「人間」として見ているかいないかの問題。前半に出てきた、日本人を殴る貴族がこの意識の布石だったんだなあ、と納得。
人間の意識って習慣と教育でいくらでも変わるものですから、人間を人間として見ていない、というのに個人的には実感は持てなくても、現実ですら例を見ればいくらでもある。奴隷制度とかが最も判り易い例かと。
そんなわけで、対等ではない(同じ人間として見ているかも怪しい)相手を、自分より遥か身分の高い人から命令されて殺す、というのは物語の虚構が入っていることからしても、決してない話ではないと思います。
ユフィは凶行を止めようとしたダールトンまで撃っていますし。
プラス、ナイトメアフレームに乗っているパイロットって、エリートだと思うんです。ナンバーズはナイトメアには乗れないと言っていたことからも、超お坊ちゃま、お嬢様ではないとしても、やっぱりそれなりの身分が保証されている人でないとパイロットにはなれないのでは、と。
純血派なんて人たちもいましたしね……。

式典が一転して惨劇の場に。集まった20万人の日本人が虐殺されていく様子に愕然とするルルーシュですが、これで今度こそルルーシュは「日本のために戦う」ことからも逃れられなくなったのかと思います。
「俺の押し付けるな!俺に背負えと言うのか!?」との悲鳴は、その通りとしか言いようもなく。事故とはいえ、ルルーシュが出した命令のせいでこんな事態になったわけですから、さすがのルルーシュも、もう「ナナリーのため」だけに戦うわけにはいかなくなりそうです。ユーフェミアと20万人の日本人を犠牲にしたのですから。
ユーフェミアを虐殺犯として探し出して、殺せ!と涙ながらに騎士団に命令したところで以下次回。

という、本筋の他にも気になる点が今回はいくつありました。
まず神根島のときから、ギアスに反応があったスザクのこと。今回、C.Cが何かに気づいた様子なんですが、ひょっとしてスザクもギアス所有者?でも契約した記憶はなさそうだし謎……。
そしてスザクがC.Cと接触したときに見た記憶の中に、ルルーシュの母マリアンヌがいたこと。マリアンヌ暗殺ってただの皇位争いの結果ではなく、ギアスやC.Cの民族(?)の件が関わっているのかな、と。
そうなると、マリアンヌ殺害犯からシュナイゼルは外れそうな気がします。どうもシュナイゼルはギアスのことは知らないんじゃないかという気がしてまして……神根島にこだわってはいましたが、あれも「皇帝がどうしてあの類の遺跡にこだわるのか」を調べているとも取れますし。
最初にC.Cを移送していたのも、シュナイゼルじゃなくてクロヴィスの部隊だったしなあ……。

そしてその皇帝陛下。
えー……あの虐殺シーンは同時中継で見ていたってことなんでしょうか?それっぽい映像は出てませんでしたが、世界同時中継とは言ってましたし。
「あやつ、やりおったわ」の「あやつ」が一体誰を指していたのか。
虐殺に走ったユフィのことか、ユフィにあの行動を取らせたゼロのことか、それともギアスをゼロに持たせたC.Cのことなのか、もっと別の誰かなのか。
彼は何をどこまで知ってるのかなあ。

何か人体実験を受けているらしきジェレミアもどうなるのか。
え、まさか本格的に強化人間?それじゃガンダムだよ!と大慌て。
「知能は日本ではこれが限界で……」とかバトレーが言ってたし、非常に気になります。強化人間よりキカイダーだったりして……。

ゼロ=ルルーシュと知っているシャーリーも注目かな。ユフィが死ねば(というか殺されるよね……誰に殺されるかが問題ですが;;)ヴィレッタの記憶がない今、唯一それを知っているのはシャーリーだけで、おまけに学園祭のときにユフィとルルーシュが話をしていたところも目撃していますし。
ゼロと二人きりで話したあとにユフィがおかしくなったことには、多くの人が疑問を持つとは思いますが、この辺りから綻びが出るかも。

今回の作戦で、どうやら一人だけゼロの企み(ユフィに自分を撃たせるのほう)を知っていたディートハルトも結構危険かも。彼自身はゼロに心酔しているわけですが、だからこそこの先ゼロが彼の理想から外れるようなことがあれば、「ゼロがユフィに何かしたために虐殺が起こった」と他の人に漏れる可能性も……。あれ、なんかデスノートの魅上みたいな位置だな(ーー;)
そうなるとゼロは騎士団からの信頼を全部失うことに。
ラクシャータ辺りは、裏もあるだろうくらいには既に思ってるかもしれませんが。

そういえば咲世子さんが実は黒の騎士団メンバーだったことも前回で判っているんですが、それをルルーシュがまだ知らないって問題もありました。記憶喪失のヴィレッタも今後どうなるのか。
ゼロと一瞬接触したダールトンとか。
コーネリアの側近、とゼロが呟いていたので、ひょっとしてコーネリア暗殺のギアスを掛けられてる可能性もあるよなあ……。
ニーナが今回のユフィの暴走からどう出るのかとかもありますね。彼女は元々イレブンが怖いと言っていましたが、何かトラウマでもありそうな勢いだし…女神様が率先して殺したなら免罪符になったりしないかとかが怖いですorz


思い出せるだけの疑問と感想をざっと書いていきましたが、めちゃくちゃ長くなった……誰が読むんだこんな支離滅裂な感想、という具合に(^^;)
あーでもとりあえず、今頭にあることを全部書き出したらちょっとすっきりしました。
一気に物語の終了まで放映して欲しいんですが……あと何話かしたら、第一期終了でしばらく間が空くらしいので、すっごい気になります~!
でもCMを見ていると、後番の黒の契約者も見たいというジレンマ(苦笑)
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